「ライブカメラできないの?」
ある日、蔵王関係の知人の方より相談されたことがきっかけでした。 当時ライブカメラは高額だったものですから、私に白羽の矢がたったのです。
ビデオチャット等で遊んでいた私は、そういった方法を応用すればできるのではないか?と思い試しに作ってみることにしました。
数週間後、中古パソコンと簡易カメラで構築したライブカメラが完成したのですが、その出来栄えたるや散々なものでした。電波が飛ばない、
頻繁に停止する、等々…数々の問題を抱えながら蔵王温泉初のライブカメラはスタートしました。
これは失敗だなあなんて思っていたのですが、当時にしては珍しい試みだったためかスキー仲間からは大好評。それがうれしかったもので、
カメラの完成度を更に高めるべく試行錯誤を繰り返したのは良い思い出ですね。
今では、環境の厳しいスキー場でも、難なく動くようなシステムを構築し、生のスキー場の状態を配信できるようになりました。 スキー仲間、このサイト見ている人たち。
ライブカメラは多くの蔵王フリークに支えられて今の現状があります。 ですから、意見要望大歓迎「こんなところにカメラが欲しい」、「この中古PCを新たなカメラに役立ててくれ」等々、
これからも皆さんとライブカメラを作っていければなあと思います。
お断りしなければなりませんが、様々なガイドは、自分の技術をひけらかしたいがため制作したもので、自己満足度99%のものとなっています。だから、 残りの1%で役に立ったり喜んでいただいたりしている現状をまのあたりにするにつけ、うれしいやらはずかしいやら、そんな心持ちです。
このサイトは、チョット目立ちたいという思いから、まだホームページが一般的でなかった十年程前に蔵王いいあんばいという蔵王温泉応援サイトを立ち上げたのが出発点です。 知る人ぞ知る蔵王温泉の裏板は、形が変わってこそいますが、この頃から存在していたりします。私は、この裏板での語らいが楽しいから、このサイトを作りづづけて来たのでは ないかと思います。ある意味裏板がこのサイトの原点なんですね。
いいあんばいとはどういう意味・語源か?
「あんばい」は「塩梅」と書き、料理で塩加減と酢(梅酢)の加減の事。
「塩」と「酢」を一緒に使う時、互いのバランスが良い状態だと、塩の辛さが丸くなりますし、酢(酸)のすっぱさも柔らかくなる状態を「塩梅が良い」といいました。このことから、
いいあんばいとは人々が試行錯誤を重ねながら見つけた自分にとってのここちよさの指標なのです。
何が言いたいかというと…
『人は一人一人皆違いますが、このサイトに集う人々が「いいあんばいだ!」と云ってくれる様な微妙なさじ加減のサイトでありたいと願い、
このサイトをいいあんばいという名前にしたんです!』ということ。
・・・と言えば聞こえが云いでしょうが、実を云うと、ウチのじいちゃんがお風呂に入ったとき「いいあんべだ」と言っていたのを思い出し、
蔵王温泉→いいお湯→いいあんばいとしただけだけだったんです。
なりたけんじ 拝